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忍ぶれど・・・
色に出にけりわが恋は。サイト更新状況と日々のよしなしごとを。
DATE: 2008/02/04(月)   CATEGORY: 日常雑感
目からパスタ
ってイタリアで言うらしいんだけど本当ですか(嘘っぽい)。

高村光太郎の「人に」という詩に、「まるでさうチシアンの画いた絵が鶴巻町に買物に出るのです」とあります。わたしはずっとこの「チシアン」が何者かわからず、従ってイメージも曖昧だったんですが、今日ようやくその長年の謎が解けたのです。

土田麦僊という明治時代の画家の、フィレンツェからの書簡に「ポチセリーとチシアン」の文字が。「ポチセリーの春やビイナス誕生」とあるのでこれはボッティチェルリ。チシアンとはつまり、ティツィアーノのことだったのですな。しかしTizianoをどう読めばチシアンに(悩)。
ちなみに彼は、チシアンに比べればルノアールもスケールが小さいと述べています。大絶賛。

光太郎の詩もようやくストンと腑に落ちました。そうか。全裸で横たわる貴婦人「ウルビーノのヴィーナス」や波打つ金の髪をまとい美少女然とした「マグダラのマリア」が、ヨーカドーあたりの服を着てネギのはみ出た買い物カゴ持ってお魚くわえたドラ猫追いかけてたりしたら、そりゃ見るに忍びないことでありましょう。
もちろんこの「人」は智恵子のことで、彼女が他人に嫁す想像をしただけで泣ける、という詩なんですけどね。実際ヲトメな光太郎氏。

興味のない方には何のこっちゃでしょうが、こういうどーでもいい小さい発見に昂奮するのがマニア的心理(笑)。

世界史なんかだと名前の読み方が国で違って面倒ですが面白いなと思うこともあります。
ペテロとピーターとピョートルだとか、アンリとヘンリーとかね。
ある友人がアメリカに留学中、やたらと「ジョン・ポール」という名が出るのでどこのミュージシャンや、と思ったら「ヨハネ・パウロ」法王猊下のことだったそうな。
と、お後がよろしいようで。

久々にまともにパソ子に向かっております。
頭文字Dは放置してあったクリスマスものをCP別にわけ、雑記帳も更新しました。
そろそろ二次も更新したいですな。

★昨日の日記に拍手ありがとうございます。表示はされてませんが伝わっております。
毒入りギョーザ、怖いですよね。こういうとき必ずギョーザくらい手作りしろとか言い出す奴がいますが(首にねじりハチマキしたオッサンとかな)、家族分三食毎日欠かさずしかも献立変えて自分で手作りしてみろと言いたいわたしは手抜き派です(ダメじゃん)。

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①日本語が通じる!
どこかで聞いた話では、イタリアの観光客の6割は日本人だとか。数字はともかく、日本人が多いのは確かです。ローマには三越もあるしね(店員も客も日本人)。

そのせいなんでしょうか。どこへ行っても、たいてい日本語の片言が通じちゃったりします。まあ観光地だけかもしれませんが、ツアーで回るような都市は食事も買いものもあまり困らない。店によっては日本語メニューもあるくらい。こちらがせっかく「ウノ!(ひとつ)」って言っても「イチ?」と訊き返される始末です。
気楽は気楽ですが、海外という緊張感は薄いかも(笑)。

ベネツィアでは必ずガラス工房(みやげ店つき)に連れて行かれてすすめられますが、昔そこでわたしが思わず高い!と洩らしたら一言「安物買いの銭失い」と言われました。今回は「二兎を追うものは一兎も得ず」でした。ことわざ、ちゃんと増えてるよ(笑)。

ちなみにイタリアでは資格を持った人しかガイドできないのですが、日本語ができないと「通訳」として事実上日本人ガイドが説明してくれることが多いのです。ミラノでもフィレンツェでも、何も喋らないイタリア人がずっとついて回る。なんだか不思議なシステムですが雇用を守るという意味なんでしょうね。
ただベネツィアだけは昔からベネツィア人以外を入れない(ゴンドリエも世襲制)という意識が強いらしく、現地の人が日本語を覚えてガイドすることが慣例だとか。確かに昔もそうだったし、今回もそうでした。日本語としても話術としても上手で、熱意が伝わります。さすが昔から海上貿易で栄えた都だけあるなと感心。

あの陽気な性質も関係するんでしょうね。外国人だからと馬鹿にもせず、こちらの拙いコミュニケーションを懸命に理解しようとしてくれます。その一貫として日本語も出てくる。
結果、イタリア語、日本語、英語にボディランゲージ、そして最後に笑顔の加わる、とても楽しいコミュニケーションになるんです。イタリアの人で嫌な思いはあまりしたことないですね。スリ以外は!(笑)

金持ちでケチらない日本人は、どこでもいいお客さん。日本語を覚えることは、現地の人々にとって必要だし大きな利益につながります。思い出しても、けっこうどこも日本語通じたな。ニューヨーク以外は!(どんなにこちらが困ってもネイティブ発音の英語しか喋ってくれなかった)(あげくに舌打ちしやがった・怨)

話す人口数と比較して、これだけ外国で日本語が通じるということは、ちょっとした驚き。外交下手だと言われても、民間レベルで日本の存在感はかなり大きいのではないでしょうか。

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