忍ぶれど・・・
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Mamma Mia!
全編ABBAの名曲で綴られる、陽気で楽しい、幸せな映画。
明るく青い海と空、ギリシャの美しい島を舞台にした、ハッピーエンドの物語。

なのに始まってずっと、わたしは泣きそうでした。
かつて「若い娘」であったし、「娘を持つ母」である今。
シンプルな物語の中にも胸に迫るものがありました。
音楽の素晴らしさは言うまでもありませんが、リアルタイムで聴いていたなら特にぐっとくる。
そういう意味では40歳以上、年齢も人生もそれなりに重ねてきた世代こそ、より楽しめる映画です。


以下、ネタばれを含みます。興味のある方だけどうぞ。
  
    
    
   
デ・ニーロと張る名優メリル・ストリープがやっぱり凄い。
しわもたるみも隠さず、素の年齢そのままで大画面に現れたときもおお!と思ったし、激しいダンスや動きを年齢を超える驚異的なプロ根性でこなしていることも、確かに凄い。でも本当に驚いたのはそこじゃない。
昔の恋人たちを見つけて、驚きと戸惑いで「Mamma Mia」を歌い踊る彼女は、まさに溌剌とした「若い娘」でした。仕草や表情、身のこなしに、初々しい若さがある。
あるいは昔真実の恋人だったピアース・ブロスナンを拒む「The Winner Takes It All」のシーン。切なく歌いあげながら、それは生きた「台詞」として胸を打つのです。
本物の女優の表現力を見ました。
物語自体はとてもシンプルだし凡庸ですらある。でも彼女は手を抜かない。歌もダンスも、巧さそのものはミュージカル俳優に及ばないでしょうが、巧拙など問題じゃないと思わされる。
まっさきに思ったのは「アメリカ版・月影先生」だったりして(笑)。

そんな彼女の相手役007@ピアース・ブロスナンは、いっぱいいっぱいでした。
なのにゴールデンラズベリーなんてひどい。歌のせいかしら。

ABBAはわたしの小学校高学年あたり。青春の曲というわけではないけれど、若かった叔父や叔母が買ってきた新譜をよく一緒に聴きました。
曲はほとんど知ってるし、特に「Dancing Queen」はカラオケのオハコ(笑)。
女性たちが老いも若きも元気に生き生きと歌い踊るシーンは、歌詞とあいまってなぜか泣けてきた。
“ You are the dancing queen, young and sweet, only seventeen ”
今でも、どこかに17歳の自分が残っている気がする。
その美しさも価値も、今ならわかる。

映像は明るく美しく、物語はシンプルで可愛らしい。
久々に心から楽しめる映画でした。

・・・でも最後はちょっとRocky Horror Show ぽい(笑)。
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